北の丸公園

きたのまるこうえん
english: 
Kitanomaru Park

江戸城の北の丸であった場所で、現在は環境省の管理する国民公園の一つである。多くの文化施設を公園内に持ち、旧江戸城の遺構(田安門、清水門はいずれも重要文化財に指定)も多い。ビルが立ち並ぶ都心部にあって、緑が豊かな場所であり、皇居外苑や日比谷公園などと並んで都会のオアシス的な公園である。園内には道路があるため、自動車での乗り入れもでき、有料駐車場も備えている。散策や森林浴、ジョギングやウォーキングを楽しむ人々も多く見られる。
公園西側の堀にある石垣のわずかな隙間に、国の天然記念物に指定されている「ヒカリゴケ」が自生している。江戸城築城の際に全国から運び込まれた石垣用の岩に付着したまま持ち込まれたと考えられているが、本来高地の洞窟などでしか見ることができない貴重な苔であり、都心部で発見されることは極めて稀である。

区市町村: 
住所: 
千代田区北の丸公園1番1号
面積: 
1150000.00m2
station: 
九段下駅, 竹橋駅
phone: 
03-3213-0095
施設: 
昭和館, 東京国立近代美術館, 工芸館, 国立公文書館, 科学技術館
管理: 
皇居外苑管理事務所

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