
佐渡山から焼山・火打山・妙高山を望む。
大橋林道登山口715-751林道分岐-759尾根取付点810-910「1673標高点」-942佐渡山1000-1033「1738標高点」1038-1059大ダルミ1115-1139新道分岐-1201新道登山道入口1205-1240大橋林道登山口
天気が良さそうなので佐渡山に出かけた。雪のないときは登れない、積雪期限定の山。ただ、スノーシューなどの身支度があれば比較的容易に登ることができ、その割には展望がよい。朝7時前、大橋林道登山口に駐車。到着時には先着4台。あと数台はとめられる。工事用車両の場所が区画されているので、いつもより狭い。

(左)ここで右の尾根に取付く。(右)ブナの大木もある尾根を登る。
朝は思ったよりも雪が締まっていたので林道をツボ足で進む。尾根への取付き点でスノーシュー装着。例年よりも積雪は多い。前日以前のトレース有り。尾根に取付けば、あとはブナの大木などを見ながら明瞭な尾根上の登り。1673標高点の先で視界が開け、あとは佐渡山まで景色を見ながら登って行く。

(左)視界が開け佐渡山までの尾根を見渡す。(右)右手に黒姫山を望む。
佐渡山山頂からは四周に展望が開ける。北側には妙高・火打・焼山・天狗原山が連なる。その左に堂津岳。そして高妻山が大きい。東側は間近に黒姫山、その右に志賀高原から四阿山。南に飯縄山。気温が高く、北アルプスなど遠景は霞んでいる。佐渡山から東に下る尾根は踏み跡微か。最初は急斜面なので慎重に。

(左)佐渡山から高妻山を望む。(右)佐渡山から飯縄山方面。
登り返して1738標高点へ。正面に妙高山を眺めながら北側に少し尾根伝いに歩いてから、大ダルミへはトレースのない雪面を適当に下った。大ダルミは広々とした雪原が広がっていたが、スノーモービルの跡があって少々興ざめ。北側を振り返ると妙高山が頭を出していた。

(左)佐渡山から東の尾根を下る。(右)1738から高妻山と佐渡山を振り返る。
あとは新道分岐で黒姫山の登山道に合流して登山口に戻った。昼近くになると雪が重くなってきた。下山後、少し大回りをして、森林囃子(もくもくばやし)で温泉に入ってから帰った(410円)。途中、すれ違った登山者は要所でドローンを飛ばして映像を撮っていた1人のみ。

(左)1738の北側から妙高山を望む。(右)大ダルミの雪原。北には妙高山。
類似のルートの登山記録 →
「佐渡山 スノーシュー(2024年2月9日)」 「佐渡山 スノーシュー(2023年3月15日)」