
縞枯山展望台から北横岳方面を望む。
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅921-928坪庭-947縞枯山荘-954雨池峠959-1027縞枯山1036-1052縞枯山展望台1058-1106縞枯茶臼鞍部-1121茶臼山(展望台往復)1137-1149中小場1152-1212麦草峠(麦草ヒュッテ)1214-1232コケモモの庭-1244オトギリ平-1257出逢いの辻1301-1320五辻四阿1334-1339五辻-1423北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
今冬一番の寒波とのことだが、前後の日程を考えると何となく今日登らざるをえないような感じになり、出かけた。安直だが、ロープウェイで標高を稼げる山域へ。北八ヶ岳ロープウェイの9時始発に乗車。平日なので乗客は定員の半分程度。坪庭を半周してから雨池峠方面に向かうつもり。ところがみんな北横岳に向かってしまい、坪庭周回路も途中からトレースなし。

(左)八丁平。雨池峠側から縞枯山荘を振り返る。(右)雨池峠。
縞枯山荘の先からも自分が今日の一番手。雨池峠から縞枯山への登りにかかる。概ね昨日以前のトレースがあるけれど、不明瞭になった吹き溜まりなどでは踏み抜いて膝上まで潜る。マークがあるから迷うことはないけれど。縞枯山への急登の途中でアイゼン装着。なお、ワカンを持参したが使わなかった。

(左)縞枯山への急登。(右)縞枯山の名前の由来でもある縞枯れ帯。
縞枯山頂付近で逆行の登山者とすれ違い、健脚者に追い抜かれ、あとはそのトレースを追う。坪庭付近と五辻付近を除けば、すれ違った登山者はその2人だけ。縞枯山や茶臼山の展望台からの景色を期待したが、雲が多くていまひとつ。北横岳方面やぼんやり天狗岳あたりが見えたくらい。

(左)縞枯山展望台から天狗岳と茶臼山を望む。(右)茶臼山展望台から霧ヶ峰・蓼科山・北横岳。
大石峠を経て麦草峠へ。麦草ヒュッテには「定休日」の札がかかっていた。冬期閉鎖中の国道299号を少し西に歩き、コケモモの庭、オトギリ平、出逢いの辻を経由して五辻へ。北八ツらしい樹林帯が延々と続くけれど、そんな中を鬱々と歩くのも嫌いではない。五辻前後で縞枯山や天狗岳を樹間から眺めてロープウェイ駅へと戻った。

(左)中小場から茶臼山を振り返る。(右)麦草峠(麦草ヒュッテ)。
それにしても、とにかく今日は寒かった。歩き終わってロープウェイで下るときが一番寒かったかもしれない。長野側に戻ろうとするとなかなか近くに温泉がない。国道152号を北に下り、長門温泉「やすらぎの湯」(600円/道の駅「マルメロの駅ながと」に併設)で冷え切った身体を温めた。

(左)五辻付近。縞枯山を望む。(右)左前方にロープウェイの駅が見えた。正面は北横岳。