三日目は雷鳥沢ヒュッテを早出し、奥大日岳カスミ谷左俣を目指しました(2025-4/25 同行Sさん、Mike)。

(天狗の踊場からの剱岳)
先ずは称名川を渡り、直接、室堂乗越を目指します。



(眼下に称名川)
室堂乗越に到着。


(立山川を見下ろす。兄夫妻と下降したのは28年前)
奥大日岳は遠い。


(4人パーティーはあの先で敗退)


奥大日岳に到着。

山頂よりカスミ谷左俣へ下降。Mさんは途中までクライムダウンで。



(Mさんここで板を履きます)

(天狗の踊場の先には剱岳が)

(雷鳥の夫婦)


(カスミ谷左俣上部を振り返る)


(右俣出合)

(カスミ大滝。完全に埋まっています)


(右岸壁からの双流滝:要注意箇所です)

コット谷出合が見えた。

振り返ると大日岳方面が見えました。


小又川林道のコット谷橋は消失していて、徒渉します。


奥大日岳までは雪庇とクレパスに注意しながら進み、山頂から直でカスミ谷左俣へ下降。
谷部分は概ね問題なく通過。コット谷出合で渡渉となるも、問題は無し。問題は予習の段階でノーマークだった小又川林道の通過でした。

8箇所程あるルンゼ部分の横断箇所が、どれも悪かったですが、特に極悪な部分が一箇所有り(巨大な落石が頻発する場所)、詳細な記述は省きますが、何とか全員無事に通過しました。

(問題の危険箇所)
ただ、去年、西穂高沢で恐怖の体験をした自分は、途中にあった石に、悪いほうの左膝を焦って強打してしまい、暫く動けなくなるという災難に襲われました。

その後、歩行には支障なく、無事、馬場島への車道に出て、伊折方面に少し下った場所で、電波が繋がり、そこでタクシーにピックアップして貰い、上市、富山を経由し無事帰京しました。



翌日は小仏峠、連休初日出勤でしたが、左膝が全く曲がらず、欠勤し整形外科で検査して貰い、骨、靱帯は正常も膝に血が溜まっていて、注射器2本分の血を抜いて貰い、やっと歩けるようになりました(翌々日は、無事、小仏峠にも出勤でき、膝は良くなりました)。
今年の大雪で、小又川林道は想定外の事態に見舞われたものと思われます。
連休、後半、コット谷等を目指して、小又川林道を通過される方は十分ご注意ください。
同行のSさん、Mikeに感謝。

(コースタイム)
2025-4/25
雷鳥沢ヒュッテ 5:30 - 室堂乗越 6:35 -奥大日岳 9:10 - 天狗の踊場 10:40 - カスミ大滝 11:50 - コット谷渡渉 12:55 -
- 小又川危険個所 14:00 - 小又川橋 15:30 - 馬場島手前3キロ地点 15:50
宜しくお願い致します。
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